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ペンタブレットの購入ガイド 2021年夏 [xp-pen]

本記事はXP-PENのブログより転載されました。

Adobe Illustrator、Photoshop、GIMP、Krita、Corel Painter、Corel Draw、Inkscape、Autodesk Sketchbookなど様々なお絵かきツールを発売してから、便利なブラシ、線画機能により漫画家のみならずイラストレーター、デザイナーなどには伝統的なアナログ派からデジタル派に移行することが多い。
プロなデジタルアーティストとしても、デジタル初心者としても、「ペンタブレット」、略して「ペンタブ」と呼ばれるものが必要不可欠になっています。2021年現在は、ペンタブレット市場はもうワコムの独壇場ではなく、中華や台湾など海外のペンタブレットメーカーの勢いが増してます。
単にデジタルペンタブレットといったら、幅広い価格やサイズ、描き心地などさまざなポイントがあることから、どれを購入すればよいか悩んでしまう人が多いかもしれません。今回はペンタブレットの購入ポイントを説明しますので、購入する前にご参考まで。

そもそもペンタブレットは何ですか
ペンタブレットは、ポインティング操作をするペン状の入力デバイスです。直感的な操作に優れ、その用途は主にイラストや漫画などの描画利用し、そのほかにも電子署名、遠隔教育など広く知られています。マウスと違うのはパソコンの画面上の正確な位置を指定して、筆圧を検知して反映できること。つまり、鉛筆や紙に描画するペンでパソコンの画面上に描画できるデバイスです。

ペンタブレットを使う方は?
大きく分けて以下のような職業があります。
・3DCGデザイナー
・漫画家
・グラフィックデザイナー
・イラストレーター
・カメラマン
・教師
・学生とお絵描き初心者

ペンタブレットを選ぶポイント
描画エリア
タブレットやパソコンのように、ペンタブレットも便利さや好みに応じて選ぶ必要があります。市販のペンタブレットは描画サイズと実際サイズの2つがあります。一つはペンタブ全体のサイズ、もう一つは描画エリア。基本的には大きいものの方が描きやすいといわれています。購入する前に描画エリアの大きさを考えなければならないと思います。
またペンタブの種類を大きく分けると、液晶タイプと板タイプの二種類に分けられます。液晶ペンタブレットは、液晶画面の大きさに合わせて主に13、16、22、24、32インチといったサイズで分けられています。板状タブレットはだいたい6-8インチで、スマートフォンより若干大きいサイズになります。ペンタブレットのサイズは、モニターサイズに合わせて選ぶのがベストです。ペンタブレットのサイズは、描画エリアに合わせて選ぶのがベストです。

筆圧感知機能
「筆圧感度」はセンサーで検知した筆圧の強さを、デジタル化する際に何パターンに分類できるかという数値で、現行モデルでは2048・4096・8192の3段階があります。液晶画面や入力エリアにペンで線を引く際に、線の太さや色の濃さを感知するのが筆圧レベルです。これはペンタブを選ぶ最も重要な点です。通常は4096で十分ですが、2021年現在は8192を持っているモデルは少なくありません。筆圧レベルが高ければ高いほど、タブレットの反応も良くなります。この記事を書いている時点で、タブレットの最高圧力レベルは8192です。それ以下では、4096、2048、1024のように、選択肢が半分になります。8192レベルは繊細な絵筆タッチを表現することもできます。アナログに近い感覚で制作できます。

解像度
このポイントは液晶タブレットのみ対応しています。
画面の見やすさを左右するのはサイズだけではなく、解像度も考えなければならないポイントです。商業印刷の原稿では300ppi以上の画像解像度を持つデータを求められます。この場合は高LPI液晶タブレットは必要でしょう。
LPI(lines per inch)とはスクリーン線数です。液タブの作業領域で、網点を1インチあたりにスタイラスペンに何個感知できるかという単位です。高解像度はダイナミックかつリアルで鮮明な画像をお届けします。高いLPIと反応よい筆圧感知の組み合わせは、ペンタブの機能を最大限まで発揮するようになり、より滑らかな線が引けるようになります。
プロの方がタブレットを購入するなら、高解像度のFHD 液晶タブレットがおすすめです。

レポートレート(RPS)
RPSはReport Rate Speedの略です。つまりペンタブレットの読取速度で、描画に影響する非常に重要なポイントです。
RPSは、タブレットが1秒あたりにペンの位置、ペンの圧力をパソコンに伝える速度のことです。RPSが高ければ高いほど、ペンの動きをより正確に追跡できるため、曲線が滑らかになります。ペンタブレットを選ぶ際は、できるだけRPSの高いものを買ったほうが良いでしょう。最近のほとんどのタブレットのRPSは、200以上が標準的です。例えば、XPPENの最新の液タブ「Innovator 16」と板タブ「Deco mini7」は220RPSを超えるレポートレートを持って、最高のパフォーマンスを発揮することができます。
ただし、RPSが高ければデータ量が増えます。高性能のタブレットを使用する場合は、スペックの高いパソコンを選ぶ必要があります。

スタイラスペン
スタイラスペンは絵を描くに必要不可欠なものです。その入力方式には大きく分けると充電式や電磁誘導方式(EMR)二つ種類があります。バッテリーフリーな電磁誘導方式は、人間の静電気に反応して絵を描くことができる仕組みになっており、充電が不要です。EMRを使うと、デジタルでありながら、アナログのように直感的かつ自然な書き心地を実現できます。現在のペンタブレットはほどんと電磁誘導方式というものを採用しています。
一方、電池式の場合は、乾電池を入れるタイプと充電式のタイプに分かれます。電池が必要な分若干重くはなりますが、安定した使用感が特徴です。充電式の場合は、充電時間や使用時間、持ち運び時に必要な充電器を確認しておきましょう。
ペン先については、鉛筆の先と同じように、すぐにペンがすり減ったり、変形してペンの先端が開いてしまうことを防ぐため、ペンタブを購入する前に予備のペン先が付属するかどうかをご確認ください。

ショートカットキー
ペンタブの進化に伴い、ホットキーやショートカットキーが付属されることも珍しくなくなってきました。ショートカットキーをつかえば、手間が省け、作業時間の短縮が期待されています。自分の好みのショートカットキーにカスタマイズすることができるペンタブレットがあります。ショートカット機能を利用することでキャンパスに描く線の太さの変更や、画面回転、レイヤーの切替など、作業効率を高めます。

傾き検知
傾き検知機能はスタイラスペンの傾きを検知して反映させてくれる機能です。ペンの傾きによって、アナログの筆や鉛筆のように濃淡や陰影などの表現ができます。傾き検知機能は極一部の高性能ペンタブのみが備えています。スタイラスペンの傾きによって太い線から細い線まで描き分けられます。これはエアブラシの使い方と似ていると思います。だから、自分に合ったペンタブレットを手に入れることをおすすめします。

マルチタッチ
マルチタッチとは、同時に複数の箇所に接触することで複雑な操作を可能とする方式のことであります。 ペンタブの2点以上のタッチを検知し、タッチ操作の組み合わせで操作できます。
ペンタブレットのマルチタッチ機能により、ペンタブレット上で指を動かすだけでパソコンでの操作できます。ペンタブレットに指でキャンバスをズームしたり回転させたり、2本指スワイプで左右に移動したり実現させてくれます。

ワイヤレス機能とBluetooth
液晶タブレットと板タブレットどちらにもワイヤレス機能がついています。例えばXPPENはDeco Mini7をワイヤレス機能を持っています。この機能の選択は個人の好み次第です。ワイヤレス機能のないペンタブは、作業中に描画できるサイズが狭く、無理にケーブルを引っ張ったりせずに気をつけてください。一方、有線LAN接続は無線に比べ電波干渉を受けることがないので安定した速度を出すことができます。無線LANやBluetoothに対応したペンタブはケーブルが不要になり、自由度が増して、紙にペンで描くのに近い感覚で作業ができます。 ただし、ペンタブとパソコンがある程度距離が離れていると、接続不安定になりやすいので注意が必要です。

色域(Adobe RGB、sRGB等)カバー率
色域とは、人間の目で認識可能な色の範囲(可視領域)の中で、さらに特定の色の範囲を定めたものです。色域にはいろいろな規格があり、PC関連では、sRGB、Adobe RGB、NTSCの3つの規格がよく登場します。液晶タブレットの液晶画面に表示される色域のカバー率が高いほど、色の再現率が高く、細かな色の違いも表現できます。
板型ペンタブレットの場合はパソコンの液晶ディスプレイによって色域が異なるため、好みの発色の液晶ディスプレイを選べたり、買い替えなどで対応することができます。解像度は72%NTSCに超えるなら、自然で鮮明な画像が再現できるようになります。
普通な出版物ならばMicrosoft社により策定したsRGB標準に対応したもので十分ですが、印刷物として出力するような場合は、Adobe RGBやDCI-P3といったsRGBよりも広い色域のモニタを使用する方がより、イメージに近い形で制作物を得ることができます。色の正確性や、印刷物への色味の一致が必要な場合は、カラーキャリブレーションに対応した液晶モニタを別途用意し、タブレットと併用することがおすすめです。

サポート(アフターサービス)
ペンタブレットのメーカーは、カスタマーサービスが充実している会社を選ぶのがおすすめです。
普通に言えば、カスタマーサービスは、顧客にとって企業の顔となる存在です。きめ細かいサービスが顧客に安心をお届けできます。高品質な製品はもちろん、良い顧客サービスが受けられるなら、再度購入、お金は払ることも期待されています。日本会社はもちろん、XPPENも日本語によるお客様への対応が実施しています。
知名度が低いペンタブレットのメーカーから製品を購入すると、一旦ペンタブレットの不具合が発生した場合、メーカーに連絡できず、修理、交換なども対応できなくなるというリスクがあります。この点については慎重に検討した方いいと思います。

予算
予算では、グラフィックタブレットを選択する際に重要となるポイントです。ペンタブレットの価格帯が3000円から30万円までです。高解像度なモデルは価格も高価になるため予算の考慮が必要です。また、板タブは液晶タブレットより低価格で手に入ります。初心者は板タブを選んだほうがいいと思います。

まとめ
ペンタブレットを購入するを検討されている方が上記のポイントをご参考になれば、自分にあった製品を選ぶことができるでしょう。もし可能であれば、近所の家電量販店までそれぞれのメリットとデメリットを比較検討してみって、自分の用途に合わせて購入するのも良いだろう。
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XP-PENがLINE FRIENDSとのコラボ:最新版のペンタブレットが登場! [xp-pen]



2020年10月19日、ペンタブレット、液晶ペンタブレット業界にて世界をリードするブラントXP-PENは、世界的人気を博しているLINE FRIENDSと初コラボレーションの共同通信を発表しました。ペンタブレット技術をより楽しく、今回のコラボは、広範なユーザーが購入できるように目指しています。LINE FRIENDS 版のペンタブレットは、9月18日より米国、欧州、中国、韓国、シンガポールで発売されます。

XPPEN 板タブ

デジタル時代で、若年層のユーザーはテクノロジー会社ブラントに対して、引き続きコミュニケーションと簡便性を求めています。これによって、弊社のマーケッティング戦略においては、より開放的であるとともに、より創造的であることを求められていますそのため、XPPENはLINE FRIENDSと手を組んで、デジタルお絵かきをもっと楽しくするために、LINE FRIEND限定版シリーズ製品の発売を決定いたします。
XP-PENのCEO李远志氏このように述べています。

今回のコラボはLINE FRIEND人気キャラクター「BROWN」、「CONY」と「SALLY」にXP-PENの人気製品「Artist12Pro」, 「Deco 01V2」 と「 Star G640」に特殊な技術でペンタブレットの上に印字されました。可愛いイメージで作品作りを創造性を解き放たれています。

XP-PENは、創業から15年の手書き、描画、スケッチ、電子署名など技術を活用して製品力を向上し、これからも世界中のユーザーにタイムリーで効率的な、顧客志向のサービスとサポートを提供してまいります。詳細はXP-PENのホームページまでご覧いただけます。
https://www.xp-pen.jp/


LINE FRIENDについて
2011年、モバイルメッセンジャー「LINE」のスタンプのキャラクターとして誕生したLINE FRIENDSはオリジナルキャラクターである「BROWN & FRIENDS」につづき世界的人気を博しているアーティストBTSとのコラボにより生まれた「BT21」キャラクタービジネスに関する深い専門知識とノウハウを活かして復活させSupercellの人気モバイルゲームIP「ブロスタ」など多彩なキャラクターラインナップにより、世界中のMZ世代(1980~2004年生まれ)に強く愛されています。


XP-PENについて
XP-PENは、は2005年に日本で設立され、グラフィックタブレットを開発・販売する中国ハイテク企業。Hanvon Ugee(漢王友基集団)の子会社であります。 Xは「Infinite(無限的)」、Pは「Possibility(可能)」、Penは「Digital Pen(デジタルペン)」で、無限な可能性を秘めたデジタルペンという意味であります。
XP-PENは日本、米国、ヨーロッパ、韓国、東南アジアなどの世界中の100以上の国・地域に輸出されて、世界的な知名度を誇っています。製品の品質を向上させるための独立したイノベーションを忠実に守り、お客様が個別化したデザイン開発と強力でインテリジェントなハードウエアの強さを感じ取ることができるようにします。

詳細リンク:
Amazon Japan: アマゾンストア
Twitter Japan: XPPEN日本向けTwitter
Instagram: XPPEN インスタグラム








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